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高原先生陳情面談報告

日時

2022年6月19日(日)に川島代表と松元副代表で,自民党より参議院議員選へご出馬されている高原あきこ先生のもとに陳情面談に伺いました。

内容

(1)陳情書の提出

 公式サイトに公開している陳情書を提出し,受け取っていただきました。

(2)高原先生,公待会の相互自己紹介

 公待会設立の背景などをご紹介した後,高原先生の現場経験や政界進出のきっかけについて伺いました。高原先生は心理劇がご専門で,自閉症児に対する心理劇の適応について研究をされておられました。現在では自閉症児に対する心理支援はスタンダードなものとなっていますが,当時は「自閉症児は心理劇(心理支援)の対象ではない」という批判がとても多かったようです。このような状況下にも関わらず,高原先生は研究を重ねられ研究成果を何本もの論文にまとめられています。

 政界進出は10年前から視野に入れておられました。そして,「制度の狭間にいる人たちにもサービスが届くようにしなければならない」「サービスの質を上げるためには,職員が安心して働き続けることも重要であり,待遇の改善は欠かせない」というご構想のもと,自民党から立候補されるに至りました。

(3)陳情内容を実現するためにどのようなアクションが必要か関する質疑応答

 第1に,陳情内容を政治に届けるためには,高原先生が議員として当選することがあげられます。待遇改善を望む心理職の方々に,SNSなどの媒体を通して,高原先生の存在を知ってもらうことが大切です。

 第2に,公認心理師が待遇改善を望む具体的な事例を収集し,様々な領域で活動する公認心理師の待遇の実態を把握することが必要であると仰られていました。

 公待会は,高原先生の公式Twitterの引用RTを通して,様々な領域で活動する公認心理師に高原先生を知っていただくこと,Googleフォームを通して,公認心理師が待遇改善を望む具体的な事例を収集することの2点をご協力する方針となりました。